2020年度 北海道オータムセール サラブレッド 1歳
区分 | 頭数 | 総額 | 最高価格 | 最低価格 | 平均価格 | 前年 | ||
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頭数 | 平均価格 | |||||||
計 | 計 | 365 | 1,259,940,000円 | 12,100,000円 | 550,000円 | 3,451,890円 | 320 | 3,199,281円 |
牡 | 154 | 636,900,000円 | 11,220,000円 | 550,000円 | 4,135,714円 | 150 | 3,892,533円 | |
牝 | 211 | 623,040,000円 | 12,100,000円 | 550,000円 | 2,952,796円 | 170 | 2,587,588円 | |
JRA日本中央競馬会 | 計 | - | - | - | - | - | 1 | 5,610,000円 |
牡 | - | - | - | - | - | - | - | |
牝 | - | - | - | - | - | 1 | 5,610,000円 | |
岩手県馬主会 | 計 | 14 | 85,800,000円 | 9,350,000円 | 4,400,000円 | 6,128,571円 | - | - |
牡 | 12 | 69,850,000円 | 8,800,000円 | 4,400,000円 | 5,820,833円 | - | - | |
牝 | 2 | 15,950,000円 | 9,350,000円 | 6,600,000円 | 7,975,000円 | - | - | |
石川県馬主協会 | 計 | 12 | 28,160,000円 | 3,630,000円 | 1,320,000円 | 2,346,666円 | 11 | 2,280,000円 |
牡 | 1 | 2,200,000円 | 2,200,000円 | 2,200,000円 | 2,200,000円 | 4 | 2,530,000円 | |
牝 | 11 | 25,960,000円 | 3,630,000円 | 1,320,000円 | 2,360,000円 | 7 | 2,137,142円 | |
兵庫県馬主協会 | 計 | 6 | 18,040,000円 | 4,510,000円 | 1,100,000円 | 3,006,666円 | 4 | 2,007,500円 |
牡 | 4 | 12,980,000円 | 4,510,000円 | 1,100,000円 | 3,245,000円 | 1 | 2,200,000円 | |
牝 | 2 | 5,060,000円 | 2,860,000円 | 2,200,000円 | 2,530,000円 | 3 | 1,943,333円 | |
一般 | 計 | 333 | 1,127,940,000円 | 12,100,000円 | 550,000円 | 3,387,207円 | 304 | 3,240,296円 |
牡 | 137 | 551,870,000円 | 11,220,000円 | 550,000円 | 4,028,248円 | 145 | 3,941,793円 | |
牝 | 196 | 576,070,000円 | 12,100,000円 | 550,000円 | 2,939,132円 | 159 | 2,600,566円 | |
主取 | 計 | 101 | - | - | - | - | 112 | - |
牡 | 33 | - | - | - | - | 40 | - | |
牝 | 68 | - | - | - | - | 72 | - |
- ※1平均価格前年比較 売却 252,609円 (7.9%) 高
- ※2出場頭数前年比較 34頭増
- ※3売却頭数前年比較 45頭増
- ※4出場馬に対する売却馬百分率 78.3% 前年 (74.1%)に対し 4.2%増
- ※5総売上額前年比較 1,259,940,000円 前年 (1,023,770,000円)に対し 236,170,000円( 23.1%)増(消費税込み)
総売上額1,259,940,000円、売却率78.3%の好成績、2020年の市場は盛況裡に閉幕
最高価格馬は父エスポワールシチー 母コウユーノミチの牝駒で12,100,000円
北海道オータムセールは10月19日(月)〜20日(火)の2日間、新ひだか町の北海道市場において日高軽種馬農協主催で行われた。上場頭数は466頭(牡187,牝279)、売却頭数は365頭(牡154,牝211)で、売却率は78.3%(前年比4.2ポイントプラス)。総売上額は1,259,940,000円で前年比23.1%増となった。平均価格は3,451,890円で前年比7.9%高、中間価格はオータムセールとなって以来初の300万円台となる3,190,000円(前年比16.0%高)となった。
最高価格馬は父エスポワールシチー、母コウユーノミチの牝駒で、東京都の犬塚悠治郎氏に12,100,000円で購買された。牡の最高価格馬は父パドトロワ、母オーシャンレディーの産駒で、千葉県の長谷川成利氏に11,220,000円で購買された。500万円以上での売却頭数は68頭と増加傾向。種牡馬別の平均価格を見ると、ジョーカプチーノが1頭売却の10,120,000円で首位、3頭以上売却の種牡馬ではヘニーヒューズ(USA)が3頭売却で8,836,666円と最も高く、次いでエスポワールシチーが6頭全頭売却6,966,666円で続いた。初年度産駒種牡馬では2頭全頭売却のドレフォン(USA)が5,830,000円(全体12位)でトップ、続いて3頭売却のイスラボニータが5,353,333円(全体19位)で次位。JBBA種牡馬1位は、1頭売却のエスケンデレヤ(USA)の7,480,000円(全体6位)、次いでマクフィ(GB)が3頭全頭売却の5,720,000円(全体13位)。
また、せり開催を本年のような非常事態においても行えるよう開発、試験を行っていたハイブリッドシステム(リアルタイムでオンラインビッドとの併用可能)の実証実験も行われ、4頭がオンラインでの落札となった。
木村貢組合長から、「今年はコロナウイルスに翻弄された一年で、市場の開催を中止するなど非常事態でもあったが、せり市場は8月に変更したセレクションセールからずっと好調で、このオータムセールも好成績で終えることが出来た。直前に静内でのクラスター発生が報道されたが、北海道市場は感染防止対策をきちんと行っており、限局的と判断していた。このセールでも過去最高の1,004名の購買登録者数となり、売却率も過去最高を記録、北海道市場の年間の売却総額更新に貢献するなど、満点の出来だったと評価している。実証実験を行ったハイブリッド方式のオンラインビッドは、大きな問題はなく、次の展開に進むことが出来ると思う。せりにおける今後の一つの落札手段だと認識している。北海道市場の来年の重要課題として、サマーセールとセプテンバーセールのすみ分けが残った。この一年、中央・地方の競馬が継続して開催され、それを競馬ファンが支援してくれたことに尽きると思う。地方競馬が2歳競馬の振興に取り組み、購入補助制度等を積極的に設けた効果で、市場全般が活性化し大いなる活況となった。関係各位に心から感謝したい。」とのコメントがあった。
(注:せりにおける価格はすべて消費税込みで記載しています)