2023年度 北海道サマーセール サラブレッド 1歳
区分 | 頭数 | 総額 | 最高価格 | 最低価格 | 平均価格 | 前年 | ||
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頭数 | 平均価格 | |||||||
計 | 計 | 1068 | 8,259,350,000円 | 59,400,000円 | 1,100,000円 | 7,733,473円 | 958 | 7,332,682円 |
牡 | 608 | 5,459,630,000円 | 59,400,000円 | 1,100,000円 | 8,979,654円 | 549 | 8,399,271円 | |
牝 | 460 | 2,799,720,000円 | 25,300,000円 | 1,100,000円 | 6,086,347円 | 409 | 5,901,002円 | |
JRA日本中央競馬会 | 計 | 34 | 275,990,000円 | 17,600,000円 | 3,300,000円 | 8,117,352円 | 35 | 7,753,428円 |
牡 | 13 | 141,570,000円 | 17,600,000円 | 4,730,000円 | 10,890,000円 | 19 | 8,383,157円 | |
牝 | 21 | 134,420,000円 | 14,300,000円 | 3,300,000円 | 6,400,952円 | 16 | 7,005,625円 | |
石川県馬主協会 | 計 | - | - | - | - | - | 13 | 3,917,692円 |
牡 | - | - | - | - | - | 7 | 4,022,857円 | |
牝 | - | - | - | - | - | 6 | 3,795,000円 | |
一般 | 計 | 1034 | 7,983,360,000円 | 59,400,000円 | 1,100,000円 | 7,720,851円 | 910 | 7,365,285円 |
牡 | 595 | 5,318,060,000円 | 59,400,000円 | 1,100,000円 | 8,937,915円 | 523 | 8,458,432円 | |
牝 | 439 | 2,665,300,000円 | 25,300,000円 | 1,100,000円 | 6,071,298円 | 387 | 5,887,984円 | |
主取 | 計 | 300 | - | - | - | - | 279 | - |
牡 | 146 | - | - | - | - | 132 | - | |
牝 | 154 | - | - | - | - | 147 | - |
- ※1平均価格前年比較 売却 400,791円 (5.5%) 高
- ※2出場頭数前年比較 131頭増
- ※3売却頭数前年比較 110頭増
- ※4出場馬に対する売却馬百分率 78.1% 前年 (77.4%)に対し 0.7%増
- ※5総売上額前年比較 8,259,350,000円 前年 (7,024,710,000円)に対し 1,234,640,000円( 17.6%)増(消費税込み)
売却総額は8,259,350,000円で前年比17.6%増、4年連続でレコードを更新
最高価格馬は父キタサンブラック 母はバルスピュール牡駒の59,400,000円
北海道サマーセールは新ひだか町の北海道市場において8月21日(月)〜25日(金)の5日間、日高軽種馬農協主催で行われた。上場頭数は1,368頭(牡754,牝614)で前年比131頭増、売却頭数は1,068頭(牡608,牝460)で前年比110頭増、売却率は78.1%で前年比0.7ポイントプラス。総売上額は初めて80億円台に達し、8,259,350,000円で前年を17.6%上回った。平均価格は7,733,473円で前年比5.5%高、中間価格は5,830,000円で過去最高となった。3,000万円以上の取引馬は9頭で前年比3頭増、1,000万円以上の取引馬は260頭で前年比64頭の増加となり、全価格帯において需要が高いストロングマーケットだった。
購買者登録数は1,657名で134名増加。オンラインビッド購買者登録数は123名で20名増加、最終落札頭数は67頭(前年27頭)だった。
最高価格馬は父キタサンブラック、母バルスピュールの牡駒で、59,400,000円で東京都の秋元竜弥氏に購買された。牝の最高価格馬は父ルヴァンスレーヴ、母ミステールヴェールの産駒で、東京都の永井利明氏に25,300,000円で購買された。
種牡馬別平均価格は、3頭全頭売却のキタサンブラックが33,733,333円で首位、1頭売却のStreetBoss(USA)が20,350,000円、1頭売却のUlysses(IRE)が17,050,000円で続いた。JRA日本中央競馬会が34頭(牡13,牝21)を総額275,990,000円で購買。この他にも地方競馬各主催者の購買補助制度利用による購買が目立った。
HBA古川雅且組合長から「売却総額82億円超え、売却率78%超と好調な結果となった。上場頭数も多かったが、購買者に競り合っていただいた結果、好況な結果となり感謝している。今年は牝馬も売れていたので、次のせりにも期待できる。サマーセールへの集中を避けるため、セレクションセールとセプテンバーセールに振り分けたが、上場頭数は前年より100頭以上増加した。上場頭数が多くせりが長時間となると、最後の方で競りあがりにくいので、終了時間が遅くならないように工夫したい。今年から先読み方式を採用したので進行はスムーズであったが、上場頭数が多かったため終了時刻が遅くなってしまった。来年は1日あたり250頭程度に調整して6日間開催についても検討している。これらにより当日の比較展示回数も減じることができるし、よりスムーズな進行が可能となると思う。また、今年は気温が高く、会場の暑熱環境に対する要望を多数いただいた。暑熱対策について、来年は快適な環境を提供できるように対策を講じたいと考えている。今後もセプテンバーセール、オータムセールが続きますので、ご購買よろしくお願いします。」とのコメントがあった。
(注:せりにおける価格はすべて消費税込みで記載しています)