2023年度 北海道トレーニングセール サラブレッド 2歳
区分 | 頭数 | 総額 | 最高価格 | 最低価格 | 平均価格 | 前年 | ||
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頭数 | 平均価格 | |||||||
計 | 計 | 91 | 667,040,000円 | 24,200,000円 | 2,530,000円 | 7,330,109円 | 96 | 8,013,958円 |
牡 | 53 | 414,810,000円 | 24,200,000円 | 2,750,000円 | 7,826,603円 | 50 | 8,795,600円 | |
牝 | 38 | 252,230,000円 | 21,450,000円 | 2,530,000円 | 6,637,631円 | 46 | 7,164,347円 | |
岩手県馬主会 | 計 | 12 | 73,590,000円 | 17,600,000円 | 4,400,000円 | 6,132,500円 | 8 | 6,943,750円 |
牡 | 5 | 27,390,000円 | 7,260,000円 | 4,400,000円 | 5,478,000円 | 3 | 8,800,000円 | |
牝 | 7 | 46,200,000円 | 17,600,000円 | 4,400,000円 | 6,600,000円 | 5 | 5,830,000円 | |
一般 | 計 | 79 | 593,450,000円 | 24,200,000円 | 2,530,000円 | 7,512,025円 | 88 | 8,111,250円 |
牡 | 48 | 387,420,000円 | 24,200,000円 | 2,750,000円 | 8,071,250円 | 47 | 8,795,319円 | |
牝 | 31 | 206,030,000円 | 21,450,000円 | 2,530,000円 | 6,646,129円 | 41 | 7,327,073円 | |
主取 | 計 | 25 | - | - | - | - | 38 | - |
牡 | 19 | - | - | - | - | 10 | - | |
牝 | 6 | - | - | - | - | 28 | - |
- ※1平均価格前年比較 売却 683,849円 (8.5%) 低
- ※2出場頭数前年比較 18頭減
- ※3売却頭数前年比較 5頭減
- ※4出場馬に対する売却馬百分率 78.4% 前年 (71.6%)に対し 6.8%増
- ※5総売上額前年比較 667,040,000円 前年 (769,340,000円)に対し 102,300,000円( 13.3%)減(消費税込み)
売却頭数91頭、売却率は過去最高の78.4%、中間価格は2年連続過去最高更新の6,600,000円の好成績
最高価格は2F 23.2秒1F11.3秒のリオンディーズ牡駒の24,200,000円
北海道トレーニングセールは5月23日(火)、日高軽種馬農業協同組合主催で、JRA札幌競馬場において開催された。公開調教は前日の22日(月)に実施された。
上場頭数は116頭(牡・せん馬72,牝44)、売却頭数は91頭(牡53,牝38)で前年比5頭減、売却率は78.4%で前年比6.8ポイント高と史上第1位となった。総売上額は667,040,000円で前年比13.3%減、平均価格は7,330,109円で前年比8.5%低となったが、中間価格は6,600,000円で前年比1.7%高となり過去最高を記録した。価格1,000万円以上での取引馬は11頭。購買登録者数は578名(前年比19名減少)、うち、オンラインビッドの購買登録者数(ID発行数)は40名で前年比29名減少した。
オンラインビッドの概要は、ログインしたID数は29名(前年52名)、オンライン総BID数は92 BID(前年 118 BID)、1回でもオンラインビッドされた上場馬は29頭(前年30頭)、オンラインビッドでの入札者が最終落札者となった落札馬は11頭(前年8頭)となった。
最高価格馬は公開調教で上がり2F23.2秒11.9-11. 3秒の好時計をマークした父リオンディーズ、母ピサノプリヴェの牡駒で、24,200,000円で札幌市の安原浩司氏に購買された。牝の最高価格馬は、2F 22.8秒12.2-10.6秒の軽快な走りを見せた父リアルスティール、母パラダイスコーブの産駒で、21,450,000円で新ひだか町の(有)ノルマンディーファームに購買された。
種牡馬別売却総額では最高価格馬を出したリオンディーズが30,800,000円で首位、次いで牝の最高価格馬を出したリアルスティールが30,470,000円。平均価格では1頭売却のカリフォルニアクローム(USA)とパイロ(USA)が17,600,000円でトップタイ。初産駒世代種牡馬では、前述カリフォルニアクローム(USA)が首位、エピカリスが12,100,000円(全体6位)で続いた。
海外からの購買者は、シンガポールの1名が1頭を、マレーシアの2名が3頭を購買した。
古川雅且代表理事組合長からは、「本年最初のせりだったが、近況の1歳市場が盛況な中これだけの上場頭数を確保できて良かった。売却総額は昨年を下回ったが、売却率はレコードを達成したことは予想以上の結果となった。高額馬が少なかったため、売却総額、平均価格の減少は仕方ないが、中間価格は史上最高となり、購買者の皆様に感謝したい。2歳市場の頭数確保は今後の課題となるが、トレーニングセールの宣伝等について考えて取り組みたい。次のセレクションセールに向けて、昨年以上に上場馬を選定していくので、購買についてよろしくお願いしたい。」とのコメントがあった。
(注:せりにおける価格はすべて消費税込みで記載しています)